ABOUT

BRIAN ENO AMBIENT KYOTO

2022年6月3日−8月21日
京都中央信用金庫 旧厚生センター

ヴィジュアル・アートに革命を
もたらしたブライアン・イーノによる
音と光のインスタレーション展

VISUAL ARTIST
BRIAN ENO

写真:セシリー・イーノ(Cecily Eno)

「アートは人々に何かをもたらすために存在しているので はないか」。このイーノの問いかけは、彼の芸術を、革新的であると同時に人々に広く開かれているものにしている。ヴィジュアル・アートのパイオニアとしてのみならず、アンビエントの創始者であり、世界で最も多く聞かれたサウンドのひとつWindows95の起動音を制作したように、彼の活動は、われわれの身近なカルチャーや生活にまで及ぶ。さらに彼は、世界的大プロデューサーであり、環境問題をはじめとする社会活動にいち早く取り組んできたアクティヴィストでもある。

❶ ヴィジュアル・アートのパイオニア
音と光がシンクロしながら途絶えることなく変化し続ける空間芸術。 イーノが提唱したこの「ジェネレーティヴ・アート」は、ヴィジュアル・ アートに革命をもたらした。

❷ アンビエント・ミュージックの創始者
興味深く聞くことも、聞き流すことも、無視することもできるという、あらゆる聞き方を受容する「アンビエント・ミュージック」。それは発想の転換であり、20世紀の音楽文化におけるもっとも重要な革命のひとつ。

❸ アクティヴィスト
よりよき社会を目指して早くから社会的活動を行ってきたイーノは、 気候変動問題の解決を目的とした慈善団体「EarthPercent」を新たに設立。本イベントも収益の一部を寄付。
earthpercent.com

❹ 歴史的大プロデューサー
デヴィッド・ボウイ、U2、コールドプレイと手掛けた作品が世界的大ヒット、そしていずれもが音楽史に名を残す名盤に。イーノは常に大衆文化との接点を大切にしつつ、そこに自分の芸術性を融合させることも忘れない。

❺ トリビア Windows95 の起動音の制作、新小惑星 に「イーノ」の名が冠される。

BRIAN ENOとは?

HIGHLIGHT
AMBIENT KYOTO

音と光がシンクロしながら途絶えることなく変化し続ける。
イーノのインスタレーション展はその空間のその時にしか体験できないアートであり観客の誰もが違う体験をすることができる参加型の音と光による空間芸術。
築90年の歴史ある建築物の会場は、丸ごとイーノのアートで彩られた空間となる。

1. ヴィジュアル・アートに革命をもたらしたイーノの空間芸術。

「川のほとりに座っているような、絶え間ない変化と同時に不変の体験をしたかったのです」 by ブライアン・イーノ

イーノは音楽制作において、反復でない、途絶えることなく続き、そして常に変化し続ける音楽を「ジェネレーティヴ・ミュージック」と提唱し作品を発表してきた。その手法をヴィジュアルの分野でも用い、音と光の双方が途絶えることなく変化し、そしてシンクロしあう、「ジェネレーティヴ・アート」という空間芸術をつくりあげ、ヴィジュアル・アート界に革命をもたらした。

2. その空間のその時にしか体験できない参加型インスタレーション展。

興味深く聞くことも、ただ聞き流すことも、無視することもできるというリスナー主体の、あらゆる聞き方を受容する「アンビエント・ミュージック」。その創始者イーノは、インスタレーション展においても、観客のあらゆる接し方を受容する空間を作り上げた。絶え間なく変化し続ける音と光がシンクロする空間において、観客は、いつきたのか、部屋のどこにいたかによって他の誰とも違う体験をすることができる。この観客が主体となるインスタレーション展は、その空間のその時にしか体験できない、参加型のインスタレーション展だ。

3. コロナ禍において行われる初の大規模なインスタレーション展。舞台は京都。

イーノは、コロナ禍以降、はじめて大規模なインスタレーション展を行う。舞台は京都 ———芸術家としての活動のみならず、環境問題など社会活動にも早くから取り組んできたイーノが、世界的文化都市の地で、どのようなメッセージを発するのだろうか。日本のみならず世界が注目する中、2022年6月開幕する。 会場は、築90年の歴史ある建築物「京都中央信用金庫 旧厚生センター」を、建物丸ごとイーノのアートで彩る。

EXHIBITS

『77 Million Paintings』

音×光ーー雨や風のようにその環境の一部となる音楽と途絶えることなく光がシンクロして生み出される空間芸術作品『77ミリオン・ペインティングス』。

「7700万」というのはシステムが生み出すことのできるヴィジュアルの組み合わせを意味している。2006年ラフォーレミュージアム原宿にて世界で初めて出展、その間アップデイトを繰り返しながら世界各地を巡回すること47回、世界中のアート・ファンを魅了し、ヴィジュアル・アート界を代表する作品となった本作が、2022年、16年ぶりに帰還する!

『The Ship』

代表的なオーディオ・インスタレーション。多数の個性的なスピーカーから個別の音が鳴ることで、場所によって違う音が聴こえ、また部屋の中を移動すると個別のスピーカーから出る音を自発的にミックスすることもできる。またスピーカーが視覚的特徴となるよう照明などで空間を演出している。

『Light Boxes』

光りながら常に新たな色彩の組み合わせへと変わってゆく、LED技術を駆使した光の作品。作品の表面下にあるボックスが照らされ、光の色の組み合わせがゆっくりと変化すると共に、作品に対する見方も変化し、流れるような光の魅惑的な世界に引き込まれます。 

『Face to Face』

世界初公開作品。ランダムなパターンとその組み合わせによって、予期せぬアート作品を生み出す可能性を追求した作品。
この作品は、実在する21人の人物の顔をそれぞれ1枚の静止画に収めた小さな写真群から始まった。特殊なソフトウェアを使い、画像は1つの本物の顔から別の顔へと、ピクセル単位でゆっくりと変化していく。これが、実際には存在しなかった人々、中間的な人間など、一人一人の本物の顔の間に「新しい人間」の長い連鎖を生み出し、毎秒30人ずつ、36,000人以上の新しい顔を誕生させることができます。

*作品の写真は過去の展示会の写真です。