フレグランス試香紙で、作品世界をより深く味わう試みを始めます

AMBIENT KYOTOは、作品世界を拡張する映像と光の演出によって、私たちを取り囲む気配/空気/雰囲気が変わる、あらたなアンビエント・ミュージックの視聴覚体験を目的とした展覧会です。

その一貫で、これまでも展示空間を香りでコンディショニングしてきましたが、よりその変化を楽しみつつ、作品を深く味わっていだだく試みとして、嗅覚から聴覚へアプローチするAMBIENT KYOTO 2023オリジナルフレグランス「聴覚のための香りのリサーチ」のムエット(試香紙)を、京都新聞ビル地下1階会場受付にてお配りすることになりました。

ぜひムエットで香りの強弱をつけながら、坂本龍一+高谷史郎による「async - immersion 2023」の作品世界に、より深くダイブするかのような体験をお楽しみください。


フレグランス制作:和泉 侃(いずみ かん)コメント

香りは目に見えなくても、空間の印象を大きく変える力があります。 今回は香りと同様に目に見えない音楽作品との共演だったので、香りをどう位置づけるか、ということから考えました。一曲一曲違う作品に対して、ひとつの香りを作るという制限がある中で、曲のイメージに合わせたものではなく、「感覚にアプローチする」ということをテーマに制作しました。

香りの成分の中には感覚を覚醒させたり、鎮静させたりする効果があるものがあり、今回は鎮静作用があるリナロール、モミ精油、音に対する快感覚を与えると言われるリモネン成分を持つ香料などをベースに、本展のキービジュアルの色味を表現する素材、そこに会場の雰囲気に馴染ませるためのインダストリアルな要素を加え、仕上げました。

とてもクリーンな清涼感に柔らかく包まれるような心地よさを感じていただけるのではと思います。

ぜひ会場で音とともに体感していただきたいです。


「聴覚のための香りのリサーチ」は、展覧会ショップにて取り扱っております。ぜひご自宅でも新たな視聴覚体験をお試しください。