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〈AMBIENT KYOTO 2023〉の映像を 7 月 30 日(木)より公開 高谷史郎から寄せられたコメントも到着

2026.08.01

展覧会の開催に先駆け、〈AMBIENT KYOTO 2023〉で展示した「async – immersion 2023」の映像を、本日より公開しました。
また、高谷史郎から寄せられたコメントも到着しました。

高谷史郎 コメント

坂本龍一さんが、2017 年の発表当時、「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」と表現した『async』。アルバムのアートワークを依頼していただいたのを機に、ニューヨークの坂本さんのスタジオを訪ねて撮影、その後、5.1ch サラウンドの Blu-ray 版『async ‒ surround』を発売することになり映像を制作、ワタリウムでの〈坂本龍一|設置音楽展〉ではインスタレーション「async -drowning」を制作、ニューヨークのアーモリーでのコンサート〈RYUICHI SAKAMOTO: async AT THE PARK AVENUE ARMORY〉の映像担当……と、様々なかたちで関わらせてもらいました。
もともとこのアルバムの制作時に坂本さんの中には「設置音楽」という、「音」を空間に立体的に設置して聴いてもらいたいという考えがありました。〈AMBIENT KYOTO 2023〉で、初めて「async – immersion」を展示した際、京都新聞ビル地下の広大な印刷工場跡地の空間に合わせて、坂本さんの理想とする環境を目標に、ZAK さんのディレクションのもと、マルチトラックで立体的な音響空間を体験できるインスタレーションとして制作しました。
映像は、坂本さんのスタジオの機材やピアノ、庭、空・雲や水の波紋、アイルランドやモロッコ、東京、ドイツの風景、そして坂本さんが出会った東日本大震災の津波で被災したピアノ。「async」(非同期)のコンセプトに基づき、一部テキスト部分などを除いて、基本的に映像と音楽は同期していません。音と映像の関係が絶えず変化する流れの中で作品を体験する、それは、反復するけれど同じことは二度と起こらない、波や雨の波紋を見ている時と同じ体験です。